02. 週刊投資展望 市場の主役交代

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ひとこと

先週の主要指標振り返り

先週終値前週比
日経平均69,743.85円+383.19
TOPIX4,064.6円+101.24
ドル円161.240円-0.370
Dow52,905.28$+979.08
Nasdaq25,832.67Pt+474.07
SP5007,491.35Pt+115.04
4,175.695$+87.310
6.2223$+0.0977
オイル68.695$-0.970
SOX566.32-58.88

先週のアメリカ市場を見ると、主要3指数はそろって上がっていますが、SOX指数が下がっています。つまりこれまで株式市場を引っ張ってきた半導体株から、別の銘柄へと主役が移っていることがわかります。また日本市場でも、キオクシアの大幅下落とその反発があり、週後半は根上がり銘柄数が値下がり銘柄数の4倍と幅広い銘柄が買われました
この主役交代が一過性のものか否かを見極めることが、今週のテーマです。


今週の重要イベント

  • 6日(月)
    • 米 6月 ISM非製造業景気指数
  • 7日(火)
    • NATO首脳会議(~9日)
  • 8日(水)
    • 日本 6月 景気ウォッチャー調査
    • 米 FOMC議事要旨(6月開催分)
  • 9日(木)
    • 日本 7月 地域経済報告(さくらレポート)
    • 決算 セブン&アイ、ファーストリテイリング
  • 10日(金)
    • 日本 6月 企業物価指数

「今週の相場は上がるか?!」ガチンコ予想!

今週日経平均は、上がりますか?

上がると予想します。

最高値からの下落から25日線で反発しましたので、ここから短期的な上昇を見せると思います。


今週の「注目テーマ & 監視銘柄」

歴史的な下振れとなった「米雇用統計ショック」と、混迷を極める「米イラン紛争」を受け、マーケットの主役(セクターローテーション)は完全に交代しました。来週、個人投資家が生き残るために絶対に頭に入れておくべき方針は以下の3点です。

1. 「スピード円高」の襲来:輸出株・景気敏感株の買い増しは完全凍結

米国の利下げ観測が急速に強まったことで、為替市場ではこれまでのドル高トレンドが反転し、急激な「円高・ドル安」が進行しています。

  • 留意すべきこと: 自動車やFA(工場自動化)、大手重工などの輸出セクターは、これまで「円安の恩恵」で株価が下支えされていました。来週は急激な円高による業績下振れリスクが意識され、先回り売りが出やすくなります。
  • 投資方針: どんなに魅力的な優良株であっても、輸出関連・景気敏感株の押し目買いは「完全凍結」して静観が鉄則。為替が落ち着くまでは手を出さないのが賢明です。

2. ハイテク株・グロース株は「週前半の需給悪化」を耐え忍ぶ

米国の金利低下は、本来であれば高PER(割高)な半導体やハイテク株にとって追い風(ポジティブ)です。しかし、来週前半は別の「罠」があります。

  • 留意すべきこと: 先週末、米国市場が休場だったため、アメリカの大口投資家は雇用統計の悪化に対するポートフォリオの調整(ハイテク株の利益確定売りなど)をまだ実行できていません。その売りが週初(月〜火)に一気に噴き出す可能性があります。
  • 投資方針: 週前半にハイテク株や半導体株が急落しても、それは「遅れてきた米国勢の需給整理」です。パニックにならず、週後半の米CPI(消費者物価指数)発表に向けて下値を固めるのをじっくり待つ、大人の余裕が求められます。

3. 「内需・ストック型・インフレ耐性」への資金シフトを意識

マクロの風向き(円高・米金利低下・国内利上げ)が変わった今、市場の資金が逃げ込む「安全地帯」を先回りして意識する必要があります。

  • 留意すべきこと: 為替の影響を受けにくく、金利上昇局面でも確実にストック収入を稼げる「国内内需」「高付加価値SaaS(IT・DX関連)」、あるいは日銀の追加利上げという独自の強力な柱を持つ「国内金融(銀行・保険)」へ資金が還流しやすくなります。
  • 投資方針: これまでハイテク一辺倒だった投資家も、ポートフォリオの半分を「内需の盾」や「金利上昇の恩恵を受けられるバリュー株」へ少しずつシフト(ローテーション)させ、全体のクッション性を高める準備を始める週となります。

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